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食事の正解は、犬の健康です。体の変化は、すぐには分かりませんが、1年後には確実に分かります。
犬に市販のドッグフードより手作りの食事を与えたい。けれども、栄養バランスに問題はないだろうか。足りていない栄養素はないだろうか。
これが、ドッグフードを手作りされている方の悩みです。
ここでは身近にある材料を使って、家庭で作ることができる犬の食事を紹介します。栄養バランスもしっかりと考えました。
栄養バランスの内容は、国内外で市販されているドッグフードの栄養基準をもとにしています。総合栄養食基準を満たす手作りドッグフード食材です。
市販のドッグフードと違って保存には向きませんが、新鮮食材で作る完全無添加の食事を作ることができます。
動物病院の獣医師として年間10,000件以上の診療を毎年続けています。診療の中で、多くの飼い主さんから犬の食事についての悩みを聞いてきました。
総合栄養食基準を満たしているので、この手作り食の栄養バランスについて、もう心配はありません。
手作り食は15通りの基本食と1通りの補助食でできていて、基本食に使う食材を選び、あとは犬の体重によって補助食の量を決めれば簡単に作ることができます。
楽しい生活には、おいしい食事。これは、全ての犬と飼い主に向けた応援メッセージです。
いきなり手作りは難しそう、そういうあなたにおすすめのドッグフードを紹介しています。
- かんたん5ステップ 基本食と補助食からつくる
- 手作り食の具体例
- レシピの成り立ち
- 食材
- 基本食と補助食
- 体重ごとの必要量
- 食材の必要量
7-01 体重ごとの補助食
7-02 ごはんと鶏むね肉
7-03 ごはんと鶏もも肉
7-04 ごはんと豚もも赤身肉
7-05 ごはんと豚ひき肉
7-06 ごはんと国産牛もも赤身肉
7-07 ごはんと国産牛脂身つきもも肉
7-08 ごはんと輸入牛もも赤身肉
7-09 ごはんと輸入牛脂身つきもも肉
7-10 ごはんと鶏卵
7-11 ごはんと木綿豆腐
7-12 ごはんとタラ
7-13 ごはんとアジ
7-14 ごはんとサケ
7-15 じゃがいもと鶏もも肉
7-16 さつまいもと鶏もも肉 - 作り方
- ごはん(お米)の選び方
- 鶏肉の選び方
- 豚肉の選び方
- 牛肉の選び方
- たまごの選び方
- 木綿豆腐の選び方
- タラの選び方
- アジの選び方
- 白鮭の選び方
- じゃがいもの選び方
- さつまいもの選び方
- とうもろこし油の選び方
- 豚レバーの選び方
- 煮干しの選び方
- 小麦胚芽の選び方
- 乾燥ヒジキの選び方
- 鶏卵殻の作り方
- まとめ
手作り食を作るのは簡単です。
15通りの基本食の中から、与えたい食材の組み合わせを決めて、補助食を用意します。基本食と補助食に必要な食材の量は、体重ごとに計算した表を用意しました。
かんたん5ステップ 家庭で総合栄養食基準のドッグフードを手作りする方法
- ステップ 1 犬の体重を量る
- ステップ 2 基本食に使う食材を選ぶ
- ステップ 3 基本食に使う食材の必要量を用意する
- ステップ 4 補助食に使う食材を用意する
- ステップ 5 基本食と補助食を調理する
紹介する手作り食は、基本食と補助食を組み合わせて作ります。基本食に使う食材は15通りの組み合わせから選べます。補助食は6つの食材を使った1種類です。
- 基本食は、15通りの組み合わせから選ぶ
- 補助食は6つの食材をつかった1通り
必要な基本食と補助食の量は、犬の体重から計算してあります。犬に食物アレルギーがある場合には、特に慎重に選んであげてください。
それぞれの食材がどれくらい必要かを表にしてあります。
さらに、犬の体重を1週間に1回以上量りながら食事の量を調整してください。体重が増えれば、与える量を減らし、体重が減るようなら、与える量を増やします。
この食事量の調整は、少なくとも1週間に1度はやってくださいね。
すべてのレシピをお伝えする前に、1つのレシピをご紹介します。総合栄養食基準の手作り食を実際にみてください。
体重5kgの成犬1日分
体重5kgの成犬1日分に必要なエネルギーは、約374kcalです。
- ごはん(炊いた白米) 58.5g
- 鶏もも肉 58.5g
- とうもろこし油 4g
- 豚レバー 32g
- 煮干し 13g
- 小麦胚芽 24.2g
- 乾燥ひじき 0.4g
- 鶏卵殻 1.5g
食材をまとめて調理してもいいし、乾物だけを粉末にしてかけても構いません。
基本的に調理方法は問いませんが、例えば全体を水から煮ると、全体の体積が増えることで犬が食べられない量になることもあるので注意が必要です。
これから次のようなことを詳細に解説します。
- これ以外の食材をつかったレシピ
- 犬の体重ごとの必要量
- それぞれの食材選び方
ご紹介するレシピに使う食材やその量は、清水いと世先生(獣医師、農学博士)が京都大学でされた研究の結果を参考にしています。
食材を研究結果のとおりに使って、オリジナルの調理方法で仕上げました。
決められた食材を使うことで、総合栄養食基準を満たした犬の食事を作ることができます。
犬に食物アレルギーがあって、食べられるものが限られている場合があるでしょう。それでも、次に紹介する食材でしたら、安心して与えられるはずです。
手作り食を与えてみたいけど、毎日は難しい。できるだけ手作り食に近いドッグフードはないのかな?そんなとき、おすすめのドッグフードがありますよ。
手作り食には、基本食と補助食があります。
- 基本食は、好みの2つの食材
- 補助食は、決まった6種類の食材
基本食に使う15とおりの組み合わせです。好みの組み合わせを選んでくださいね。
選ぶ組み合わせを毎日変えても良いですよ。
ごはんは炊いた白米のことで、炊く前のお米の量ではありません。
- ごはん + 鶏むね肉
- ごはん + 鶏もも肉
- ごはん + 豚もも赤身肉
- ごはん + 豚ひき肉
- ごはん + 国産牛もも赤身肉
- ごはん + 国産牛脂身つきもも肉
- ごはん + 輸入牛もも肉
- ごはん + 輸入牛脂身つきもも肉
- ごはん + 鶏卵
- ごはん + 木綿豆腐
- ごはん + 鱈
- ごはん + 鯵
- ごはん + 鮭
- じゃがいも + 鶏もも肉
- さつまいも + 鶏もも肉
補助食には次の6品目を使います。
- とうもろこし油
- 豚レバー
- 煮干し
- 小麦胚芽
- 乾燥ひじき
- 粉末鶏卵殻
ご紹介するレシピは、基本食と補助食を組み合わせて作ります。
犬の総合栄養食基準を満たす食事を手作りするために、かつては、栄養を強化するためのサプリメントが必要でした。
総合栄養食の養分基準が2015年に改定されたことで、犬に必要とされる微量栄養素の最低量が引き下げられたことで、サプリメントに頼らないレシピができましたよ。
基本食は15通りの組み合わせから選び、補助食は毎回決まった食材を使います。
成犬に必要なエネルギー要求量は、成犬の体重だけでは決まりません。次のような要件で、必要なエネルギー量は変わってきます。
- 去勢・避妊手術済
- 去勢・避妊手術をしていない
- あまり活動的ではない
- 肥満
- 減量中
- 集中治療中
- 増量中
- 軽い労働をする
- 中程度の労働をする
- 重労働をする
- 妊娠中
- 授乳中(子供の数による)
今回は、標準的な活動量の犬を想定して、必要カロリーを計算しました。
与える食事量をカロリーだけを考えて細かく調整する必要はなく、犬の体重が増えれば食事量を減らすし、体重が減れば食事量を増やす。これを繰り返すことで、犬の健康を維持することができますよ。
成犬に必要なカロリー(エネルギー要求量:DER)
体重 | 成犬に必要なカロリー(DER)の目安 |
kg | kcal/ME/kg0.75(RER)×1.6 |
2 | 188 |
2.5 | 223 |
3 | 255 |
3.5 | 287 |
4 | 317 |
4.5 | 346 |
5 | 374 |
6 | 428 |
7 | 482 |
8 | 532 |
9 | 553 |
10 | 630 |
15 | 854 |
20 | 1059 |
あなたの犬の体重がわかると、1日にどれくらいのカロリー(DER)が必要かがわかります。体重ごとの安静時エネルギー要求量(RER)をもとに(DER)を計算しました。
基本食と補助食のうち、まずは1日に必要な補助食の量をみてください。補助食にはいつも同じ食材を使います。
計算上の数値をご紹介しますが、キッチン計りで0.1g単位で計れる方は下の表を参考に、また、1g単位までの計りをお使いなら切り上げると良いですよ。
体重 | とうもろこし油 | 豚レバー | 煮干し | 小麦胚芽 | 乾燥ひじき | 粉末鶏卵殻 |
kg | g | g | g | g | g | g |
2 | 2.0 | 16.2 | 6.6 | 12.2 | 0.2 | 0.8 |
2.5 | 2.4 | 19.1 | 7.8 | 14.5 | 0.2 | 1.0 |
3 | 2.8 | 21.7 | 8.8 | 16.4 | 0.3 | 1.0 |
3.5 | 3.1 | 24.7 | 10.0 | 18.7 | 0.3 | 1.2 |
4 | 3.5 | 27.2 | 11.1 | 20.6 | 0.3 | 1.3 |
4.5 | 3.78 | 30.0 | 12.1 | 22.5 | 0.4 | 1.4 |
5 | 4.0 | 32.0 | 13.0 | 24.2 | 0.4 | 1.5 |
6 | 4.7 | 37.1 | 15.1 | 28.0 | 0.4 | 1.7 |
7 | 5.2 | 41.3 | 16.8 | 31.2 | 0.5 | 1.9 |
8 | 5.8 | 45.6 | 18.5 | 34.5 | 0.5 | 2.1 |
9 | 6.0 | 47.3 | 19.2 | 35.7 | 0.6 | 2.2 |
10 | 6.9 | 54.1 | 22.0 | 40.9 | 0.6 | 2.5 |
15 | 9.3 | 73.3 | 29.8 | 55.4 | 0.9 | 3.4 |
20 | 11.5 | 90.7 | 36.8 | 68.6 | 1.1 | 4.3 |
基本食には、15通りの組み合わせがあります。
- ごはん + 鶏むね肉
- ごはん + 鶏もも肉
- ごはん + 豚もも赤身肉
- ごはん + 豚ひき肉
- ごはん + 国産牛もも赤身肉
- ごはん + 国産牛もも肉(脂身あり)
- ごはん + 輸入牛もも肉
- ごはん + 輸入牛もも肉(脂身あり)
- ごはん + 鶏卵
- ごはん + 木綿豆腐
- ごはん + 鱈
- ごはん + 鯵
- ごはん + 白鮭
- じゃがいも + 鶏もも肉
- さつまいも + 鶏もも肉
犬の好みや、その日手に入りやすい食材から選んでください。
食物アレルギーがある場合には、原因食物を与えないようにしてくださいね。
ドッグフードおすすめの5プラス1を比較 – 獣医師が解説 –体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと鶏むね肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 鶏むね肉 |
kg | g | g |
2 | 35 | 35 |
2.5 | 42 | 42 |
3 | 48 | 48 |
3.5 | 54 | 54 |
4 | 60 | 60 |
4.5 | 65 | 65 |
5 | 70 | 70 |
6 | 81 | 81 |
7 | 91 | 91 |
8 | 100 | 100 |
9 | 104 | 104 |
10 | 119 | 119 |
15 | 161 | 161 |
20 | 200 | 200 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと鶏もも肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 鶏もも肉 |
kg | g | g |
2 | 29 | 29 |
2.5 | 35 | 35 |
3 | 40 | 40 |
3.5 | 45 | 45 |
4 | 50 | 50 |
4.5 | 54 | 54 |
5 | 59 | 59 |
6 | 67 | 67 |
7 | 75 | 75 |
8 | 83 | 83 |
9 | 87 | 87 |
10 | 99 | 99 |
15 | 134 | 134 |
20 | 166 | 166 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと豚もも赤身肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 豚もも赤身肉 |
kg | g | g |
2 | 38 | 38 |
2.5 | 45 | 45 |
3 | 51 | 51 |
3.5 | 57 | 57 |
4 | 64 | 64 |
4.5 | 70 | 70 |
5 | 75 | 75 |
6 | 86 | 86 |
7 | 97 | 97 |
8 | 107 | 107 |
9 | 111 | 111 |
10 | 127 | 127 |
15 | 172 | 172 |
20 | 213 | 213 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと豚ひき肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 豚ひき肉 |
kg | g | g |
2 | 27 | 27 |
2.5 | 32 | 32 |
3 | 37 | 37 |
3.5 | 41 | 41 |
4 | 45 | 45 |
4.5 | 50 | 50 |
5 | 54 | 54 |
6 | 61 | 61 |
7 | 69 | 69 |
8 | 76 | 76 |
9 | 79 | 79 |
10 | 90 | 90 |
15 | 123 | 123 |
20 | 152 | 152 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと国産牛もも赤身肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 国産牛もも赤身肉 |
kg | g | g |
2 | 36 | 36 |
2.5 | 43 | 43 |
3 | 49 | 49 |
3.5 | 55 | 55 |
4 | 61 | 61 |
4.5 | 66 | 66 |
5 | 72 | 72 |
6 | 82 | 82 |
7 | 93 | 93 |
8 | 102 | 102 |
9 | 106 | 106 |
10 | 121 | 121 |
15 | 164 | 164 |
20 | 204 | 204 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと国産牛脂身つきもも肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 国産牛脂身付きもも肉 |
kg | g | g |
2 | 29 | 29 |
2.5 | 35 | 35 |
3 | 40 | 40 |
3.5 | 44 | 44 |
4 | 49 | 49 |
4.5 | 54 | 54 |
5 | 58 | 58 |
6 | 66 | 66 |
7 | 75 | 75 |
8 | 82 | 82 |
9 | 86 | 86 |
10 | 98 | 98 |
15 | 132 | 132 |
20 | 164 | 164 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと輸入牛もも赤身肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 輸入牛もも赤身肉 |
kg | g | g |
2 | 33 | 37 |
2.5 | 39 | 44 |
3 | 50 | 50 |
3.5 | 57 | 57 |
4 | 63 | 63 |
4.5 | 69 | 69 |
5 | 74 | 74 |
6 | 84 | 84 |
7 | 95 | 95 |
8 | 105 | 105 |
9 | 109 | 109 |
10 | 125 | 125 |
15 | 169 | 169 |
20 | 210 | 210 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと輸入牛脂身つきもも肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 輸入牛脂身付きもも肉 |
kg | g | g |
2 | 33 | 33 |
2.5 | 39 | 39 |
3 | 45 | 45 |
3.5 | 50 | 50 |
4 | 56 | 56 |
4.5 | 61 | 61 |
5 | 66 | 66 |
6 | 76 | 76 |
7 | 85 | 85 |
8 | 94 | 94 |
9 | 98 | 98 |
10 | 111 | 111 |
15 | 151 | 151 |
20 | 187 | 187 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと鶏卵の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 鶏卵 |
kg | g | g |
2 | 35 | 35 |
2.5 | 41 | 41 |
3 | 47 | 47 |
3.5 | 53 | 53 |
4 | 59 | 59 |
4.5 | 64 | 64 |
5 | 69 | 69 |
6 | 79 | 9 |
7 | 89 | 89 |
8 | 99 | 99 |
9 | 102 | 102 |
10 | 116 | 116 |
15 | 157 | 157 |
20 | 195 | 195 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと木綿豆腐の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 木綿豆腐 |
kg | g | g |
2 | 46 | 46 |
2.5 | 55 | 55 |
3 | 63 | 63 |
3.5 | 71 | 71 |
4 | 78 | 78 |
4.5 | 85 | 85 |
5 | 92 | 92 |
6 | 105 | 105 |
7 | 119 | 119 |
8 | 131 | 131 |
9 | 136 | 136 |
10 | 155 | 155 |
15 | 210 | 210 |
20 | 261 | 261 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんとタラの量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | タラ |
kg | g | g |
2 | 46 | 46 |
2.5 | 55 | 55 |
3 | 63 | 63 |
3.5 | 70 | 70 |
4 | 78 | 78 |
4.5 | 85 | 85 |
5 | 92 | 92 |
6 | 105 | 105 |
7 | 118 | 118 |
8 | 131 | 131 |
9 | 136 | 136 |
10 | 155 | 155 |
15 | 210 | 210 |
20 | 260 | 260 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんとアジの量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | アジ |
kg | g | g |
2 | 38 | 38 |
2.5 | 45 | 45 |
3 | 52 | 52 |
3.5 | 58 | 58 |
4 | 64 | 64 |
4.5 | 70 | 70 |
5 | 76 | 76 |
6 | 86 | 86 |
7 | 97 | 97 |
8 | 107 | 107 |
9 | 112 | 112 |
10 | 127 | 127 |
15 | 173 | 173 |
20 | 214 | 214 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
ごはんと白鮭の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | 炊いたごはん | 白鮭 |
kg | g | g |
2 | 37 | 37 |
2.5 | 44 | 44 |
3 | 50 | 50 |
3.5 | 57 | 57 |
4 | 63 | 63 |
4.5 | 68 | 68 |
5 | 74 | 74 |
6 | 85 | 85 |
7 | 95 | 95 |
8 | 105 | 105 |
9 | 109 | 109 |
10 | 124 | 124 |
15 | 169 | 169 |
20 | 209 | 209 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
じゃがいもと鶏もも肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | じゃがいも | 鶏もも肉 |
kg | g | g |
2 | 38 | 38 |
2.5 | 46 | 46 |
3 | 53 | 53 |
3.5 | 59 | 59 |
4 | 65 | 65 |
4.5 | 71 | 71 |
5 | 77 | 77 |
6 | 88 | 88 |
7 | 100 | 100 |
8 | 110 | 110 |
9 | 114 | 114 |
10 | 130 | 130 |
15 | 176 | 176 |
20 | 219 | 219 |
体重5kgの犬に必要な基本食一日分
さつまいもと鶏もも肉の量は同じです。
これに犬の体重にあった補助食を加えてください。
体重 | さつまいも | 鶏もも肉 |
kg | g | g |
2 | 33 | 33 |
2.5 | 39 | 39 |
3 | 44 | 44 |
3.5 | 50 | 50 |
4 | 55 | 55 |
4.5 | 60 | 60 |
5 | 65 | 65 |
6 | 74 | 74 |
7 | 83 | 83 |
8 | 92 | 92 |
9 | 96 | 96 |
10 | 109 | 109 |
15 | 148 | 148 |
20 | 183 | 183 |
お肉やお魚そしてレバーは、できるだけ小さくカットして、加熱してから与えてください。カットする食材の大きさは、市販のドッグフード一粒くらいが目安です。
ごはんもあるので、おかゆのようにして与えても構いません。食材を用意すると、量が多いと感じる方がいるはずです。
おかゆにすることで、さらに量が増えるので、犬が食べきれない可能性があります。
加熱さえすれば調理方法は自由です。
犬に生肉を与えることは、犬だけではなく、その飼い主にとっても健康上よくないことがわかってきました。生肉を食べている犬は、病原菌を運んだり、排出したりする可能性があります。
味付けは必要ありませんが、人からみて薄味程度の塩は問題ありません。
犬の総合栄養食に採用されているAAFCO養分基準には、食塩量についての上限がないことと、塩分は犬にはある程度必要です。
まったく使わないよりは、人には物足りない程度の薄味で作ってみてください。
ごはん(お米)選びのおすすめキーワードは、「米 天日干し 無農薬」。
手作りドッグフード、犬の食事に使う食材は、手に入りやすい物を使うのが基本です。特別な材料を用意する必要はありません。
この記事で紹介してるレシピも、できるだけ身近にある食材を使って作れるように考えられています。
これから紹介する食材は、もともとのレシピに反して、手に入りにくい物です。
それでも、せっかく手作りするのだから、いつもとは違う食材を使ってみようかな?と思ったときに参考にしてください。
お米の銘柄は、好みで選んでください。
より安全で栄養価を考えるときに、気になることがあります。
- 無農薬、または有機栽培
- 天日干し
無農薬は、農薬を使っていないこと。そして有機栽培とは、有機肥料を使って有機JAS規格を満たして、禁止農薬や化学肥料を使っていないものです。
お米は、機械乾燥ではなく、時間をかけて天日干しをすることで、味と栄養価が高くなります。
鶏肉選びの、おすすめキーワードは、「地鶏 平飼い」。
ストレスの少ない環境で育てられた鶏は、病気が少なく健康です。
鶏に優しい環境は、解放鶏舎での平飼いですが、このような環境で育てられた鶏をスーパーで見つけることはとても難しいでしょう。
さらに、次のような配慮がされている鶏はとても貴重です。
- 飲み水へのこだわり
- 遺伝子組み換え原料を使わない飼料
- 抗生物質や合成抗菌剤を使わない飼育
水にこだわり、エサにこだわり、飼育環境に配慮することで、鶏がより健康に育ちます。
豚肉選びの、おすすめキーワードは、「豚肉 放牧」。
豚にとってストレスの少ない環境とは、放牧です。ストレスの少ない環境では、病気にかかりにくく、薬を使わずに育てられることが多い。
しかし、豚を放牧で育てるには、リスクや困難があります。
- 豚熱という伝染病の脅威
- 1匹あたりの飼育面積が広いのでコストがかかる
- 肥育期間が長めのことが多い
放牧されている豚が、豚熱というウイルスをもつ野生のイノシシに接触して感染することがあります。放牧よりも豚舎に隔離する方が、野生動物との接触リスクを減らせますが、それでも放牧飼育されるのは、豚への愛情からでしょう。
良質な肉になるためには、ある程度の日数が必要です。放牧で豚を育てるのは、良い肉質を考えてのことなので、労力やコストがかかっても、長めに育てられています。
牛肉選びの、おすすめキーワードは、「牛肉 放牧」。
ヒトにとって、健康に痩せることができる肉は、グラスフェッド・ビーフとよばれる牛肉です。
グラスフェッドとは、牧草をエサとして飼育されること。
日本国内では、牛の多くが、草よりも穀物を食べていることをご存じでしょうか。牛は本来、穀物よりも草を食べる動物です。
牛にとって、放牧はストレスの少ない環境というだけではありません。自由に動き回れる環境で自由に草を食べることができる環境は、牛にとって自然に近いものと言えます。
草と穀物を食べる牛よりも、草だけを食べる牛に多く含まれるのが、オメガ3という良質な油です。代表的なものに、DHAやEPAがあり、これらは中性脂肪や悪玉コレステロールを下げ、血流をよくして代謝を改善させます。
他には、犬の食事には欠かすことができないトリプトファンというアミノ酸が豊富です。
卵選びの、おすすめキーワードは、「卵 平飼い」。
国内で購入できる卵は、どれも安全で、鶏はサルモネラ菌やその他食中毒菌に感染しない環境で飼育されます。
卵殻は洗浄や殺菌が行われ、生で食べることを前提とした賞味期限になっていることが多いようです。
日本国内にある養鶏場の90%以上では、鶏がケージと呼ばれる、いわゆる鳥かごの中で飼育されています。
ケージでの飼育と比べて平飼いは、平らな地面で飼育する方法で、鶏にとってはストレスが少ない環境です。
鶏にとってストレスが少ないと、病気になりにくく、より健康な鶏に育ちます。さらに、有機卵とは、化学肥料や農薬を使っていない餌を与えられた鶏卵のことです。
木綿豆腐は、原材料表示を確かめてみましょう。「大豆、凝固剤(ニガリ)」だけで作られている豆腐をおすすめします。
豆腐の原料となる大豆は、世界的には遺伝子組み換え大豆が多い一方で、国産大豆には遺伝子組み換えしたものはありません。
遺伝子組み換え大豆を食べたことによる健康被害は報告されていませんが、心配な場合には、国産大豆を使った豆腐が安心です。
豆腐は低カロリーでありながら、タンパク質、カルシウムそして鉄分を豊富に含みます。消化が良く、食物繊維も摂れるので、腸にもやさしい食品です。
おすすめは、北海道産や国内で水揚げされた鱈です。魚に含まれるDHAやEPAという脂肪酸は、犬にとっては重要な栄養素で、必須脂肪酸とよばれています。
必須脂肪酸は、生きていくときにとても重要な栄養素ですが、体で作ることができないために必ず食事から取らなければなりません。
DHAやEPAは、タラにも、次に紹介するサバにも含まれている栄養素です。
しかし、DHAやEPAは酸化します。いくら冷凍してあっても酸化は進むので、できるだけ生の食材か、冷凍時間・日数の短めのものを選んでください。
新鮮な生魚をおすすめします。
近海で採れるアジは、マアジが一般的で、アジの仲間は百種類以上いるとされています。
アジは日本の周りを回遊していて、年間を通して全国各地で漁獲されるので、特別な旬はありません。しかし、産卵を控えた5月から8月に獲れるアジは、小ぶりながら質が良く、特に6月から7月のアジは、1年の中でもおいしいものです。
アジを選ぶときには、目が澄んでいる新鮮なものを選んでください。ゼイゴがしっかりとついていて、お腹の辺りから尻尾までにしっかりと肉付きがあるもの、ヒレやエラが張っているものがおすすめです。
犬に与えるときには、火を通してから与えてください。
アジにはDHAやEPAのような必須脂肪酸が豊富に含まれていますが、これらは酸化しやすい栄養素です。
DHAやEPAの酸化については、冷凍や缶詰の魚も例外ではありません。必須脂肪酸を意識して魚を選ぶ場合には、鮮度を大切にしてください。
アジは小さな魚ですが、豊富な栄養素を含み、しっかりと食べ応えがあります。海の中での食物連鎖で、アジは下位のグループに位置していて、寿命が短く繁殖が早いのが特徴です。
白鮭は、新鮮な生魚をおすすめいたします。白鮭の旬は9月から11月なので、犬の食事として与える場合には、生の白鮭を通年で与えることは難しいでしょう。
白鮭(秋鮭)は、冬の間に寒風に晒して作る塩引き鮭があり、この干した鮭は旬に限らず食べられます。犬に与えるときには、塩分に注意してください。総合栄養食の養分基準には、塩分量についての規定はありませんが、できるだけ加工されていない生の鮭をおすすめします。
火を通して与えることをおすすめしますが、生食用なら生で与えることも可能です。
鮭、トラウト(マス)そしてサーモントラウトは区別されています。
- 白鮭(秋鮭、新巻鮭):ほぼ100%が天然物で、川で生まれて海を回遊する
- 銀鮭:養殖ものが圧倒的に多い
- 紅鮭:海外で獲れた天然物が多い
- アトランティックサーモン:海外の養殖ものがメイン
- キングサーモン:海外の養殖ものが多いが、日本で獲れる天然ものもある
- トラウト(マス):ほとんどが養殖で、淡水魚。生食はできません
- サーモントラウト:トラウト(マス)を改良したのが、サーモントラウトで生食が可能
抗酸化作用とアンチエイジングで注目をされるアスタキサンチンが豊富です。
じゃがいもは、食物アレルギーの犬でもアレルゲンになることは少ないので、他の食材と比べて選択しやすい食材です。
新じゃがいもでも、普通のじゃがいもでも、どちらも喜んでくれます。もし手に入るなら、新じゃがいもを皮ごと与えるのがおすすめです。
新じゃがいもが出回るのは、春です。ときには、5月から9月頃まで出荷されることがあります。
春に収穫されてすぐに出荷される新じゃがいもは、通常秋に収穫されるじゃがいもよりも、長期保存に向かない反面、ビタミンC、ビタミンB6そしてカリウムなどの栄養素が豊富です。
犬はビタミンCを食事から積極的にとる必要はありませんが、じゃがいもに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えるはたらきがあります。
新じゃがいもは、生でも食べることができますが犬に与えるときの注意は、できるだけ小さくして与えることがおすすめです。一般的なドッグフードの大きさをイメージしてください。あの粒の大きさが目安です。
さつまいもが好きな犬は多いですね。犬が喜ぶ食材の一つです。年間を通して手に入りますし、品種はお好みで選んでください。
スーパーには一年中あるさつまいもですが、収穫時期は8-11月、食べごろは10月-1月ごろとされています。
さつまいもの特徴は、バランスよく含まれる水溶性食物繊維と不溶性食物繊維です。
- 水溶性食物繊維:腸内細菌のはたらきを助ける、食後の血糖値が急に上昇しない
- 不溶性食物繊維:体の中で水分を多く含み、腸の動きを刺激する
さつまいものおすすめの与え方があります。さつまいもは、ゆっくりと加熱して、しっかりと柔らかくなったところで、一度冷やしてから小さく刻んで与えてください。
さつまいも(焼き芋)は、一度冷やすことで、でんぷんの一部がレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)に変化します。これが腸にとっても優しい。しかも再加熱しても増えたレジスタントスターチは減りません。
加熱には、オーブンがおすすめです。さつまいもの種類によったり、大きさによって仕上がりが変わりますが、一応の目安としてお考えください。
- ねっとり:160℃で90分(濡らした新聞紙で包み、その上からアルミホイルでも包む)
- ほくほく:190℃で60分
いずれも、作りながら時間を調整してくださいね。
熱が取れたらできあがりです。
このとうもろこし油は、私が探した中では最も良質のものです。遺伝子組み換えではないとうもろこしを圧搾して作った油です。とうもろこし油では、これ以上のものは見つかりませんでした。
とうもろこし油は、脂肪とリノール酸の摂取を目的に与えます。
とうもろこし油のおすすめは、「国産、圧搾、分別生産流通管理」です。
原料となるとうもろこしが国産であるものを見つけることができませんでした。油の原料になるとうもろこしは、おそらく輸入されたものです。
その根拠は2つあります。
- 国内産とうもろこし使用と書かれていない
- 分別生産流通管理(遺伝子組み換えではない)と書かれている
国内では、遺伝子組み換えのとうもろこしを商用栽培することができません。もし国内産であれば、遺伝子組み換えについての言及は必要ないということです。
では、「国産」とはどういう意味でしょうか。
国産とは、最終加工を行ったのが日本国内ということです。つまりは、原料のとうもろこしは輸入でも、油を搾ったのが国内なら「国産」と表示されます。
次に、圧搾とは、作物から油をとる方法です。
一般には、作物から油をとるには、薬品を使います。それと比較して、圧搾は、薬品を使わずに搾り取る方法です。薬品を使う方が、多くの油を取ることができて安価ですが、圧搾の方が良質で健康的な油が取れます。
豚レバーは、鉄、銅、亜鉛、ビタミンA、リボフラビンそしてコリンの摂取を目的として与えます。
豚レバーは、この他にもビタミンBが豊富に含まれ、低脂質、低糖質、さらには低GIの優れた食材です。
新鮮な豚レバーの見分け方
- 切り口がシャープで、角がはっきりとしている
- 発色が鮮やか
- ドリップが少ない
豚レバーは、傷みやすく消費期限は2-4日間ですが、余ったら冷凍するというよりも、できるだけ新鮮なうちに使い切れる量で用意してください。
新鮮な豚レバーは臭みもなく、牛や鳥のレバーと比較して、より弾力があり、しっかりとした食感があります。
- 流水で、血液、脂肪、汚れを洗い流す
- 食べやすい大きさに切る
- 氷水をはったボウルにレバーを入れて混ぜて汚れを落とす(2-3回水を替える)
- ペーパータオルなどで、表面の水気を拭き取る
豚レバーは、必ず火を通してから与えてください。
- 沸騰したお湯にレバーを入れる
- 再び沸騰したら、弱火にして20分ほど加熱
- ポコポコと泡が出る程度で、グラグラ沸かし続けなくても大丈夫
- アクが出てきたら取り除く
- 20分したら火を止めて蓋をして60分ほどしたらできあがり
煮干しを与えることで取れる栄養は、カルシウム、ナトリウムそしてビタミンDです。
その他煮干しに含まれるものには、カリウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、タンパク質、そしてDHAやEPAといった不飽和脂肪酸があります。
魚は傷むのが早いので、できるだけ新鮮な煮干しを選んでください。
煮干しになるのは、カタクチイワシが多く、この魚は、獲れてすぐに加工されます。
- イワシを獲る
- 真水で洗う
- 煮る
- 干す
これが、煮干しができるまでの工程です。この過程の中で、原料の魚が獲れてから、食べるまで酸化が進み続けます。干しても酸化は続きますから、できるだけ新鮮な煮干しを選び、できるだけ早めに使うのがおすすめです。
煮干しは、小さめのものを選んでください。
魚が大きいほど含まれる脂が多く、この脂が酸化しやすい原因の一つなので、大きめの煮干しより小さめの煮干しの方が酸化し難いものです。
小麦胚芽は、銅、マンガン、亜鉛、ビタミンEそしてチアミンを摂取する目的で与えます。
小麦には、外皮、胚乳、胚芽があり、胚芽は小麦の中で約2%でありながら、特に栄養が豊富です。2%ですから、1万粒の小麦から取れる小麦胚芽はスプーン1杯分ということになります。
小麦胚芽には、上記の栄養以外にも、タンパク質、脂質、食物繊維、カリウム、リンが含まれていますが、これらは小麦粉に精製される過程で減ってしまう栄養素です。
小麦胚芽は、「小麦胚芽 国産」のキーワードで選んでください。純国産ロースト小麦胚芽が検索されます。
小麦胚芽は、食物繊維も豊富で、腸にも優しい食材です。そのまま食べることができます。
乾燥ひじきでヨウ素を取ることができます。
与える量をはかるときには、乾燥ひじきのまま計量する必要がありますが、実際に犬に与えるときには、茹でこぼして与えるのがおすすめです。
- 乾燥ひじきをたっぷりの水に入れて30分間ほどおく
- ザルにあげて水洗いする
- 沸騰したお湯で5分間ほどゆでる
- ザルにあげて再度流水で20秒間ほど洗って完成
ひじきを茹でこぼすことのメリット
少量のひじきも、茹でこぼすとそれなりの大きさになります。
- 無機ヒ素が半減以下になる
- ひじきの体積が増える
そして、乾燥ひじきを茹でこぼしても、カルシウム、鉄、食物繊維、ヨウ素、脂溶性ビタミンKはしっかりと残ります。
乾燥ひじきは、「国産 天然」で選ぶのがおすすめです。中でも、宮城県産が好まれています。乾燥ひじきの約90%が中国や韓国から輸入されていて、国産は10%ほどしかありません。
鶏卵殻とは、卵のカラのことです。卵のカラをパウダー状にして犬の食事に混ぜます。
鶏卵殻を与える目的は、カルシウムの摂取、そして、カルシウムとリンの適切な比率を調整するためです。
どのような鶏卵の殻でも作ることができます。でも、できれば、平飼いで育てられた鶏が産む有精卵の殻を使ってください。平飼いの鶏は、ストレスが少ないことで病気になり難く、より健康的です。
粉末状の鶏卵殻は、ネット通販でも購入できます。
上質な卵の殻を使って、粉末鶏卵殻を作ってみましょう。
- 熱湯に卵の殻を入れて10分間殺菌する
- 熱湯から取り出した卵の殻を95度に余熱したオーブンで15分ほど乾燥させます
- ミキサーやミルを使ってパウダー状になるまで粉砕して完成
- 乾燥剤を入れた密閉容器に入れて、冷暗所で保存できます
卵殻膜は、卵のカラの内側についている薄い膜のことです。卵のカラを水につけるとはがしやすくなります。
しかし、人用に、卵殻膜のサプリメントがあるくらいですから、卵殻膜がついたまま粉末にしても問題ありません。
小さじ1杯の粉末鶏卵殻には、牛乳約4杯分、およそ800mgのカルシウムが含まれます。
卵殻カルシウムが他のカルシウムと違うのは、卵殻が多孔質なため胃酸で溶けやすく、腸から吸収されやすい点です。
犬の食事は、ドッグフードだけだと考える方が多い。診療の現場では、ドッグフード以外の食べ物を与えている方が、お肉を与えたとか、パンを与えたとか、バツが悪そうに話されることがあります。
しかし、犬に限らず、人も、毎日同じ食事が健康的だということはありません。
犬には、ドッグフードだけではなく、いろいろな食べ物を与えて良いんですよ。
手作りの食事を与えてみると、犬が喜び、健康が目に見えてわかるようになります。
犬に与える食事は、何をどれくらい与えたら良いか。栄養のバランスは取れるだろうか?このような悩みは、この記事で解決したのではないでしょうか。
食物アレルギーの犬に与える食事で困っている、手作り食のレシピを知りたい、そして何より新鮮食材で健康に配慮した食事を与えたいという方に、参考にしていただけると確信しております。
おいしくて、健康的、そして完全無添加の食事をお楽しみください。
犬の健康は、日々の食事から始まります。
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