日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

小学校を訪問しましたよ

秋晴れで気持ちの良い日ですね。
今日は水曜日の休診日です。
近くにあります小学校で行われました「動物ふれあい教室」に、少しばかりお手伝いに伺いました。
小学1年生と2年生にうさぎとチャボを抱っこしてもらいました。
はじめは怖がる子もいましたけれども、最終的にはみんなが膝の上で抱っこして「よしよし」していました。
先生のお話ですと、あるクラスで犬を飼っている子は1人だけということでした。
きっと犬を飼いたい、一緒に生活をしたい子も多くいると思います。
ご両親のお仕事のことや住宅事情などで飼いたいけれども飼えないのではないだろうかと思いました。
お子さん達にとって、どうぶつと触れあうことは必ずよい結果に結びつくと考えています。
ものを話さないどうぶつのことを推察したり、代わりに考えてみたり、代弁したり。
そうすることが友達や周りの人々のことを考えることにも繋がるのだろうと思います。
人が生きる世界では人との関わりがとても大切ですし、自身も大切にして欲しいとも思うだろうと考えます。
僕は教育のことはほとんどわかりませんが、どうぶつが人の心を感じ取ることは日々に仕事の中で実感します。それはぼんやりと、何となくといった程度かも知れません。
どうぶつ達はこちらの心の裡を繊細に感じ取ってコミュニケーションをとっています。手段はそれだけですので、そこに集中します。
人は言葉をもちますからお互いにコミュニケーションを取るときに毎回そこまでの集中力は必要ないと思いますし、それがどうぶつとの違いかも知れません。
まあ、あまり難しいことを考えなくても、子供達が楽しそうにチャボやうさぎと触れあっている姿が嬉しいものでした。
このようなお手伝いをさせていただけたことも貴重な体験となりました。