ドイツへ帰って行きました
日本人とドイツ人のハーフの親戚がいます。
ドイツに住んでいる高校を卒業したばかりの子です。
2週間日本に滞在して帰ってきました。
いろいろと文化の違いに戸惑ったのではないかと思いますが、結構楽しんでくれたようです。
興味深かったこと。
ちょこちょこ食べます。
ドイツの姉さん、この子のお母さんにメールで尋ねたところ、その地域ではランチタイムというのがないらしく、お腹がすいたら休み時間などに適当に食べるのだそうです。うちに帰って食べることもあるようでした。
パン中心の食事を冷たい食事といい、それが1日2回、温かい食事が1回。
この温かい食事がお昼だったり、夜だったりするのだそうです。
だから、一度にたくさん食べることはあまりしませんでした。
おもしろかったのは、一度懐石料理を食べに行った時のことです。
今日のメニューだよと見せると、全部はいらないとのこと。
懐石料理は全部出てくるんだよと説明して食事開始。
彼女は日本語を話せませんので、僕のカタコト英語で料理の説明をしました。
彼女も辞書を使って理解してくれていました。
マツタケが出てきた時には、フランス人にとってトリュフ、イタリア人にとってはポルチーニ、とにかく貴重なキノコだよと話したのですが、エッ、これが?という笑みを浮かべて食べていました。
ハモのお吸い物も、ハモという英語を調べてみせたのですが、何のことかわからないようでした。
何やらおかしな魚と思われたかもしれません。
途中でまた辞書を出したので、何がわからないかな?と耳を澄ますと、
「モウ ジュウブン タベマシタ」
あれっ?
そっ、そう、じゃあ、後のは僕が貰うねと言いながら、彼女は僕が食べるのを見ていました。
最後の山椒風味のシラスご飯は少しだけ食べていましたが。
残念。和食を存分にと思ってちょっと背伸びして選んだお店だったのですが、お口に合わなかったようです。
しかし、彼女が難色を示したのはこの食事だけで、あとは全ておいしかたと言ってくれました。
とりわけ、フリカけご飯は大好きでドイツでも食べていたようで、大好き!と喜んでくれていました。
あっという間の2週間。
会話が成り立つか心配で長く感じるのだろうと思っていた2週間でしたが短かったですね。
来年は1年ほどいる予定になっています。
どのようなハプニングがあるか楽しみです。
日本語を勉強しますって言っていますので、彼女にとってもっと楽しい日々になると思います。