日本橋動物病院だより

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夕方の浅草寺に行きました

夕方は激しい雨になりましたね。
これがゲリラ豪雨なんですね。
突然降り始めましたが、なかなか止みませんでしたね。
今週の休診日にドイツから親戚の子が来てくれました。
少し長めにうちに滞在予定ですが僕の休みが少ないので移動日に疲れているとは思いましたが、浅草寺を案内しました。
夕方で時折涼しげな風が吹く時間でしたが仲店通りには結構な人がいまして、せんべいや人形焼き屋さんが人を集めていました。
とても興味深かったとのことでした。
ハーフの子なのですが日本語が話せません。
僕の頼りない英語でどれくらい説明ができたは不安です。
そして、今日は大きな手術がありました。
ジャーマンシェパードの開腹手術。
朝食をとりながら、今日はジャーマンシェパードの手術をするのだけど、やっぱりドイツにはたくさんいるの?って聞いてみました。
実はあまりいないのでは?と思っていたのですが、たくさいるよって応え。少し意外でした。
数週間ほど前から手術が決まっていた、シェパードの飼い主さんはとても不安そうです。
昨晩は眠れなかったとのことでした。
大切な大切な子です。
もう少しで12歳になるという大型犬ではおばあちゃんですが開腹手術。
いろいろな悪いことが心配されたと思います。
そこでお守りを手渡されました。
浅草寺の。
婦人科の病気にご利益のあるものだそうです。
そこで、親戚との会話のことを話しました。
ドイツには多いのだそうですよ。
そのようにお話ししますと、飼い主さんは少し笑顔をみせてくださいまして、ご夫婦でドイツにお出かけのときに多くのシェパードをお見かけされたそうです。
日本の柴犬のような感じですよって。
それで飼うことにしましたと手術前のつかの間ではありますが和やかな時間でした。
少しばかり時間のかかる手術は、浅草寺のお守りのご利益により何も問題がなく終わることができました。
冷静に進められた手術だったのですが、結構な汗をかいていました。
そこまでは調節できませんでした。
術後のご面会では飼い主さんも驚くほどの元気さでした。
とは言いましても、いつもの70%ほどでしょうか。
明日にはもっと元気だと思います。
それにしてもドイツ、浅草寺。
少し不思議なご縁を感じる出来事でした。
飼い主さんは今晩、昨日の寝不足を解消されるほどお休みいただけるのではないでしょうか。
とにかくお守りのご利益に感謝。