イモ太郎
先日送られてきたレタスにアオムシが付いていました。
よく見る小さなアオムシではなくて、結構しっかりとしています。
レタスをよく食べて、排泄もしっかりです。
サナギになるまではお世話しようと、小さな虫かごを用意しました。
名前はイモ太郎。
レタスと一緒に運ばれてきましたから、外に放つとエサを失います。
しかしサナギにさえなれば、あとはお世話の必要もないと考えました。
そこで、興味があるのは、イモ太郎は何の子?ということです。
蝶なのか蛾なのか。
調べてみますと、アオムシは蝶、又は蛾の幼虫ですが、区別が非常に困難です。
蝶は約280種類あり、蛾は2000種類ほどあるようです。
図鑑の写真の中から絵合わせで探すことは不可能に近いことです。
そこで、形ではなくて、エサで探すことにしました。
イモ太郎はキャベツではなくレタスに付いてきました。
キャベツはアブラナ科アブラナ属、レタスはキク科アキノノシゲ属の植物とのことです。
・・・レタスをエサにするのは基本的には蛾なのだそうです。
だいたい2種類が多いようです。
その蛾と思われるものを調べてみますと、写真の幼虫とそっくりです。
そして、昨日ついにイモ太郎はサナギになりました。
サナギになったイモ太郎を、例の蛾のサナギと比べますと、・・・やっぱりそっくりです。
どう考えても、イモ太郎は蛾です。
しかし、最初からサナギになるまでお世話する予定でしたから、近いところで、今後の生活の場所を考えなければなりません。
しかし、蝶とは違い、蛾は害虫にもなります。
うかつに離せませんし、かと言って、飼うことも、そして、・・・することもできません。
ちゃんとイモ太郎の幸せを考えないと。
いろいろと興味深いできとごでした。