この時期でも
気がつけば1週間ほどブログに書き込みしていませんでした。
もう2月。
先月もいろいろなことがありました。
本当に最近は日々のタスクが多く、濃い日々を過ごしています。
多くの新規のどうぶつ達そしてご家族の方々との出会いもありました。
今日も顔にできた腫瘍を取ったり、胃を切開したりといった手術がありました。
腫瘍を取った子は手術後にご飯をしっかりと食べて、すでにお家に帰っていきました。
胃を切った子は少しの間入院です。
しかしながら、この子はとても元気で、終わって10分後には走り出す勢いがありました。
さすが、若さでしょうか。
最近の外来ではこの時期でも皮膚病が多くみられます。
転院されて来られる方々には圧倒的に多いですね。
転院されて来られる皮膚病の中には、長い間ずっと治療を続けていらっしゃる方が多いのですが、効果がある場合と、ほとんど効果がなく、お困りの場合があります。
皮膚病は治らない病気もありますが、これは決して良くならないという意味ではありません。
例えば、アトピー性皮膚炎は治らない病気ですが、痒みや炎症などの症状を軽くして、快適に過ごせるくらいに良くすることは難しいことではありません。
難しいのは、そのよい状態をできるだけ優しい治療で保つことです。
シャンプーを使った皮膚のケアであったり、サプリメントであったり、食事療法であったり、そして薬であったり。
皮膚病の程度はそれぞれ違います。
また原因も様々です。
まずは診断をしっかりとして、それぞれに合った治療が必要ですが、何よりスキンケアは大切です。
時には、スキンケアだけで治療が必要のない子もいます。
皮膚病はずっとうまく付き合わなければならない病気も多いですから、よい状態を保つために、薬以外の解決策を探ることも大切なことです。
これは時間のかかる作業ですが、いずれにしても明るい光であることが多いものです。
痒みの少ない快適な生活ができますように。