日本橋動物病院だより

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ウサギさんの不妊手術

今日は朝からずっと雨ですね
冷たい雨です。
避妊手術が終わり、抜糸の日を迎えたウサギさんが来院しました。
手術直後はあまり食欲がなく、元気ではありましたが、少し心配していた子です。
環境が変わると食事をしなくなることもありますので、1泊の後にお家に帰って様子を見ていただきました。
「どうですか?元気ですか?」
とても元気そうで、モリモリ食べているとのこと。
抜糸は少し嫌がっていましたが、すんなりと終了しました。
診察室をピョンピョン跳び回り、元気な様子をアピールしてくれましたよ。
ワンちゃんは不妊手術をしていないと子宮の病気になることがあります。
ネコちゃんは発情期になると結構大きな声で鳴きます。
そのようなストレス軽減や病気予防を目的に手術をよく行いますが、ウサギさんの場合は子宮の腫瘍も多いことですので、若いうちに予防的に手術をして摘出することもあります。
ウサギさんの不妊手術はワンちゃん、ネコちゃんと同様に安全に行えますが、麻酔の取扱など、違いもあります。
それにしても、手術当日の飼い主さんのご心配な顔と、抜糸の時の笑顔の違いは皆様共通ですね。
少なくとも、手術当日に手放しで笑顔になることは難しいことでしょうが、少しでも安心していただけるように、心がけたいものです。