新しい超音波検査装置
今日から院内には暖房を入れています。
街行く人も厚着になりましたね。
ブログでご紹介しました新しい医療機器2台が揃いました。
一つはデジタルレントゲンです。
レントゲンフィルムを使わずに、すべてモニタで診るようになりましたよ。
どうぶつのデジタルレントゲンシステムでは最も歴史のある富士フィルムメディカルという会社の製品です。
当院には2つの診察室があります。
レントゲン室で撮影した画像を、どちらの診察室からもみることができます。
撮影したX線画像にある臓器のサイズを計ったり、拡大したり、面積をはかったり、文字を書き入れたり、CDにして保存したりといったことが簡単にできるようになりました。
この画像をマウスで操作して拡大したり、回転させたりしますと、パソコンにご興味をお持ちの方々には好評です。
「何というソフトですか?」と聞かれることもあります。
ちなみにOsiriX(オシリックス)という名前のソフトですが、Macでしか使うことができません。
これだけでも話が盛り上がることがあります。
結構釘付けで画面をご覧になる方が増えました。
レントゲンフィルムを使っていた頃はあまりなかったことです。
レントゲン画像を診るソフトは、レントゲン画像だけではなく、CTの画像も、MRIの画像も診ることができます。
さらには、当院にあります新しく導入した超音波検査装置、いわゆるエコーの画像も診ることができますし、内視鏡の画像も管理できます。
今まで行ってきたレントゲンの現像装置のメンテナンスや、増え続けるレントゲンフィルムの管理から解放され、さらによくみえる画像で診療が可能になりました。
超音波検査装置は、動物用では最もよいと思われるアロカの製品です。
これも、これまでは全て専用の用紙にプリントして検査結果を保存してきましたが、レントゲン画像と同じソフトに保存できますし、CDやDVDでバックアップを取ることもできます。
何より、この2台の検査機器のよいところは、レントゲンにしても超音波にしても、どうぶつ達に優しい検査ができるところです。
麻酔も必要ありませんし、痛くもありいませんし、時間も短時間ですし。
定期健康診断に血液検査などと一緒に取り入れてみると、さらに詳しいことがわかります。
健康診断はご希望を伺い、お勧めの検査項目をご紹介してご予約いただいております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご希望の飼い主様には、受付で当院で可能な検査項目やそれに必要な時間そして検査費用のご案内のパンフレットをお渡ししております。ご遠慮なくお申しつけくださいね。
それでは今日もよい一日をお過ごし下さい。