日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

読書

今日は花粉がたくさん飛んでいそうで、外に出るのを躊躇してしまいます。
お昼にちょっと外に出てみました。
すると、近くにできたマンションのショールームの案内看板を持った方が歩道に置かれたパイプ椅子に座っていました。
一日中ここにいたら、どれだけの花粉を吸い込むかを想像したら辛くなりました。
そして、いつも行列の鯛焼きの柳家さんにも、お店の中ではすまなくて、行列が外の歩道まで続いていました。
長時間並ぶのは花粉症の人には辛いだろうな〜と思ってしまいました。
いずれも、花粉症でなければ全く問題のないことですね。
話は変わりますが、まだ京都で仕事をしていた頃の出来事です。
大橋巨泉さんがテレビ番組にゲスト出演されていまして、ご自身で書かれた本を他のゲストの方々に配られていました。
休み時間に獣医師仲間がその話題をしてきまして、「誰が買わはるんでしょうかねぇ、あんな本」と、つぶやいていました。
「僕みたいな人だと思いますよ」と、鞄からまさにその本を取り出して見せると、大げさなくらいに驚かれました。
大橋巨泉さんの本はいろいろと読みました。
セミリタイアという自由な生活をしながら、本を書いたり、海外で生活したりと、羨ましいところもあります。
両国で生まれ育った方のようです。
1年のほとんどを海外で過ごし、ゴルフを楽しんだりといったことが本にもよく書かれています。
先日、本屋で見つけた大橋巨泉さんのはこんなでした
09030701
これまでの本とは趣が異なり、いろいろなことに対しての批判が気になりましたが憎めません。
彼がまだ現役でテレビ番組の司会者をしていた頃にやっていたという「巨泉のこんなモノいらない!?」という番組の本版のようなことも書かれていました。
ちなみに、僕にとって「こんなモノいらない!?」は、街に飛来するスギ花粉でしょうか。
しかし彼のように、スギ花粉が飛び交うこの時期だけ日本を離れて、花粉があまり飛ばない国へ避難することができれば問題はないのでしょうね