テレビ番組
突然の電話で犬の糖尿病について聞かれました。
この電話は、日テレのどうぶつ関係の番組を制作している会社からの問い合わせでした。
番組に使われるのかどうかはわかりませんが、時々テレビ番組の制作会社から電話がかかってきます。
前には、いろいろな生活の中で役に立つ裏技を紹介する番組で、犬のしつけにお酢を鼻にスプレーするのはどうなのか真偽のほどは?というような問い合わせもありました。
「かわいそうですよ。」で、終わってしまいましたけど。
部屋もお酢のにおいで大変なことになりそうですし。
少なくとも僕はそのことについてほとんど知りませんでしたので、個人的な感想くらいしかコメントできませんでした。
ちょっと変わったところでは、アイムスというドッグフード会社のCMに、うちの診察台を貸してもらえないかと言われ、お貸ししたこともあります。
僕はそのCMを観ていないのですが、うちの看護士が観たそうで、確かにうちの診察台でしたと教えてくれました。
このような電話は、いろいろな動物病院にも同じようにかかってきているのでしょうか。
獣医師の集まりでは、あまりそのような話にはなりませんが、きっとかかってきているのでしょうね。
このように書きながら思い出しましたが、以前勤めていた動物病院時代にCSテレビに出演したことがありました。
依頼があったので、経営者に相談したところ、出てみたら?と気軽に答えられてお引き受けしました。
前の動物病院ができたばかりのときでしたが、取材と言いますか、名前を覚えていませんが、女性のタレントさんに職場体験をさせるという番組で、うちの動物病院の体験をさせるという内容でした。
当然ながらテレビ番組ですので、いろいろと打ち合わせをしてから決まったことだけをやってもらったのを思い出しました。
その時に、珍しい動物を用意してもらうことはできませんか?と頼まれました。
これを「ヤラセ」と言うのか、演出と言うのかはわかりませんが、ドキュメンタリー番組ではないので、演出というのでしょうね。
視聴率のないCSテレビですし、どれだけの方が観たのでしょうか。
少なくとも、そのテレビを観たという方が来院されたことはありませんでした。
ちょっとテレビ番組の制作を垣間見た瞬間でした。
今でも、グルメ番組などで、街で偶然に見つけたようにお店に入っていくシーンなどを観ると、あれも何度もリハーサルしたり、前もっていろいろと打ち合わせをしたりしているんだろうな〜と思ってしまいます。
田舎者ですので、テレビというと全く遠い世界の話でした。
最近は、このようにちょっと身近に感じることもありますね。
ちなみに、映画版ガリレオのロケは、浜町公園が中心だったそうです。
清洲橋でロケしていたところに出くわしたこともありました。
残念ながら主演の彼を見ることはできませんでしたけど。
これについてはいろいろと裏話があります。
またの機会に。
劇場には行けませんでしたが、DVDになったら借りてみようと思っています。