日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

PIZZA

イタリアンとか中華とか、取り分けて食べられる物は、大勢で行くに限りますね。
フランス料理や懐石料理などは取り分けられませんし、かしこまってしまいます。
今日は5名でイタリアンで食事しました。
今の水天宮前の動物病院を開院する前は、江東区の動物病院で働いていました。
京都の大きな動物病院で5年働いた後で、そこの院長先生に、東京で分院をやってみないかと言われ、新しい土地での仕事に緊張と希望をもってスタートした獣医師1名、看護士2名の小さな分院でした。
数年後には看護士が増えて、獣医師1名、看護士3名の態勢になり、この人数で精一杯充実した毎日を過ごしていました。
この江東区の動物病院でさらに5年を過ごした後に、現在の動物病院を開院しました。
ちょうど獣医師になって10年目のことでした。
このときのメンバーは、苦楽を共にしたかけがいのない仲間達です。
そして、現在一緒に仕事をしている看護士も本当によくついてきてくれます。
今日の食事は、このときのメンバーに、現在の動物病院の看護士1名を加えた5名で行きました。
行ったところは、日本橋小網町のプラナ・バルカというイタリアン。
ピザがとにかくおいしいところです。
江東区で仕事をしていたメンバーの3人の看護士のうち、1名はすでに結婚していました。
もう1名は現在の水天宮前の動物病院でもスタート時から一緒に仕事をしていましたが、去年10月に結婚して、去年末で退職しました。
残る1名も今年中に結婚する予定があるようです。
時間が流れて、みんなそれぞれの道を進んでいきます。
今の水天宮前の動物病院の看護士1名は、現在仕事一筋です
それぞれの主婦話や、近況報告があり、江東区時代の昔話があり、そしておいしいピザがあり、楽しい時間が過ごせました。
みんなお腹いっぱいで、残念ながらドルチェが入らずに、最後はコーヒーでしめくくりでした。
また3月にでも集まりましょうということでお別れしました。
いろいろな苦労をともにした仲間は、お互いに尊敬できますし、信頼できますし、当然のことながら、幸せになって欲しいと思います。
このように思えるまで共有できる苦楽と言えるものは、中途半端なものではなくて、お互いの限界を超えた頑張りをみた時に生まれるような気がします。
とにかく大切な仲間達と時が経った今でもすぐに集まることができることは貴重なことだと思いました。
気づいたら、ピザの話はほとんど書いていませんでしたね。